はちとり(クロスズメバチ)


階段園路で刈った草を熊手で下ろしている最中に、蜂に刺されました。
そばでアブが飛んでる~と思ったときには「ガツン」とやられていました。

あとから恐る恐る見ると クロスズメバチの巣がありました。
おとなしいと言われる種類ですが、かさばった刈草が、巣穴を刺激して怒らせてしまったようです。
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園路際で、結構な数の蜂が出入りしているので、公園としての安全第一に 駆除することにしました。
クロスズメバチは以前にもHさん、A君とで駆除経験があるので、できると判断。

今回もHさんが名人さながらに・・・「はちとり」用花火を巣穴に入れます。
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用心を重ね、6本も使いました。          煙が巣にこもるようにケースをかぶせます。

周りに蜂がいないのを確認して掘り起こしました。
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大きな巣! どうやって土の中に上手に作るのでしょう?
巣を取り出すと、穴の大きさはタテヨコ20㎝、奥行き40㎝ありました。

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壊れてしまったけど、6層はありそう、巣の重量約560g。 幼虫や蛹がいます冷蔵しました。

煙幕は気絶させるだけらしいので、一端冷凍してから
Hさんが根気よく数えました。おとなの蜂は960匹です。  少し大きい蜂が1匹いました。体長18mm。
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                                ネットでは「女王バチは15㎜」とあります。
                                これがそうかもしれません。 

クロスズメバチはたぶん
巣を水辺近く、崖っぽいところに作りたいらしい。
雨の日は、活動が不活発=土中の巣に気づきにくい。
羽音はアブのよう。     みなさん気をつけましょう!
(sa)


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ヒメクロイラガ

大発生~!
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池のそばの若いクヌギの木に。         棘だらけ。 刺されると電気が走ったように痛いとか。
                             (その後は大体 悪化せずに直るようです)

猛暑の昼さがり、この毛虫たちは棘に水滴(汗?)つけて、枝の葉から 幹を下の方へと移動します。
避暑か??  その数 ゆうに1000は超えています。  ゾワゾワ・・・

「まあ、園路から離れているから放っておこう・・・」と考えたのは甘く
翌日、クヌギの下のササや他の葉や 園路の柵、 頭上のハリギリの枝にも
いるのが見つかり

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ブルーシートを張りました。            レース状の葉は、小さい毛虫集団が集まって食べた跡。
                             この時点で 気づくべきだった!!

大木の上のほうで広がっているのを 簡単に切れないし
次の開園日までに 蛹になるのを待とう・・・。

このイラガは、地中で蛹になるそうで
移動中と 卵や集団で固まっているときが退治のチャンスでしょうか。


それと 天敵がちゃんといます。
カマキリやヤドリバエだそうです。 頼もしい!
(sa)

虫いろいろ

6月4日、30度近く気温の上がった午後、虫たちがとても活発に動いていました。
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コナラの木、木屑がモコモコ せせり出てきます。  樹液を吸いに来ていたサトキマダラヒカゲ
カミキリムシの仕業かな。

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アオオビハエトリ  お食事中               アリグモ  大きな顎をパチパチします。
クモたちは 樹液に寄ってくる虫を狙っているようです。                       

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ヨコヅナサシガメ 派手なドレープ!        マダラアシゾウムシ  


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シオカラトンボ                      ナガコガネグモの子ども  今年も会えました。

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シロコブゾウムシ  可愛い!           ヒメスズメバチ   朽木のくずを集めて巣作り中のようです。
                              
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キマダラセセリ                    クロヒカゲ    
                 
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ウラナミアカシジミ                   アカシジミ
どちらも田んぼ周りや林の中で よく見かけます。 
(sa)

スズメバチトラップ

ここのところ毎年、作業や調査・観察で、誰かしらスズメバチに刺されています。
幸い、刺された人たちは懲りずに今も同じ活動をしているのですが、
なんとか巣の数を減らさなければ!! 
命に関わる危険さえあります。

そこで、冬眠から覚めて、巣作りを始めたばかりの女王蜂を
仕留めれば、数を減らすのに有効 ということで、
園内5か所にトラップをしかけました。

ペットボトルの中身は2種類、①酒+酢+砂糖  ②炭酸飲料+酒
ボトルの上のほうに、小さな窓をあけています。

1週間も過ぎると、発酵して樹液のようなにおいがしてきます。
誘われて、窓から入り込んで液体に落ちて、溺れてしまう罠です。

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木にぶらさげました。

この辺りに、4月末、大きなスズメバチが飛んでくるようになったのです。
巣作りの材料集め(カミキリが開けた木の穴の屑)のようです。

そこにも仕掛けたら・・・

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右端のがそれ、オオスズメバチ。 4.5センチくらいあります。

まん中はキイロスズメバチ。 

左端もキイロスズメバチですが、これは以前に朽木で越冬していたハチを採集したもの。
サイズを比べてみようと並べました。女王かどうかは不明。冷凍していたので霜つきです。

<DSCN2862_convert_20150505182408.jpg  DSCN2900_convert_20150505172543.jpg
オオスズメバチ。                    キイロスズメバチ。

まだ、入りそうなので、しばらくの間、トラップを続けてみます。
( sa)

マダラアシゾウムシ

このスタイル・・・想像上の生きものみたい。
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何ゾウムシ? 全身泥だらけ・・・

虫に詳しいYさんが、コブに注目してマダラアシゾウムシと
決めてくれました。 土の中で越冬するらしい。

DSCN2654_convert_20150502035310.jpg 死んだふり!

DSC_9150_convert_20150502035237.jpg足の鍵爪も立派です。
(sa)
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